風、風、風

たくたく堂では、子どもの体験ワークショップのコーディネートもさせていただいています。

今年最初のコーディネートは奈良のT-SEEDさんの「科学であそぼう!」
今回の「科学であそぼう」のテーマは『風』
サイエンスコミュニケーターのあきちゃんと一緒に行かせていただきました。

風を感じよう。風をつくろう。風を見るにはどうしたらいいかな?
風で動かしてみよう。

シャボン玉や風船で風の動きを観察したり、ダンボールの空気砲で風を感じたり、風の力に驚いたり、ストランドビーストの不思議な動きに見入ったり。

風船をすばやく下に落とすにはどうしたらいい?
風船と風船の間に風を送ったらどうなる?
参加していたこどもたちは、目の前で起こることにぽかんとしたり、びっくりしたり、感心したり。

後半は、恒例の科学の力を使った工作 アートなサイエンス。

羽根の数を増やしたらよく回るかな?
羽根を細くしたら?太くしたら?
思い思いに工夫を凝らしたカラフルなかざぐるまがいっぱいできました。

自然界の持つ力、植物の工夫にならって、スチレンペーパー でアルソミトラ作りも。
何度も重さを調整したアルソミトラがスーッと美しく飛び出していった時の子どもたちの満足げな表情が印象的。

とにかく早く見たくて、とにかく近くで見たくて、興味津々、好奇心旺盛な子どもたち。
いつも見てるであろう、うちわにまでもう夢中。そんな彼らが、おもしろくて、かわいくて。

小さな子が段ボール空気砲に苦戦していたら、向きを調整したり、手を添えたり、そっと、手助けしてあげる高学年の女の子。そんな彼女らの優しさがが、嬉しくて、愛おしくて。

今年度の科学であそぼうはこれで終了。2016年度、リピーターの子どもたちも多く、なかなかいい風を起こすことができたのではないかしら。

一緒に遊んでくれたこどもたち、関わってくださったみなさま、ステキな時間をありがとう。